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2012年

飼料用水稲を通じた耕作放棄水田の有効活用に関する執筆記事が掲載されました

その他の論文が2012年9月、『農業および園芸 』に掲載されました。 本稿では、食料自給率向上も視野に入れて、これからの水田の作付け体系に飼料用水稲をどのように位置づけていくべきかについて、千葉県香取市の事例をもとに検討しました。確かな実需者の存在により、一時的・緊急避難的転作対応から耕作放棄地解消の切り札となることを事例的に示しました。 原稿情報 論文名:飼料イネ生産を通じた耕作放棄水田の有効活 […]

我が国の水田利用の現段階的性格に関する論文を執筆しました

論文(単著)を2012年3月、執筆しました。 本稿では、我が国の水田の有効利用を課題の背景に、水田利用の形態として、飼料イネ・飼料米をいかに位置づけるべきかを検討しました。1980年代以前の議論を出発点とした文献整理とともに、3事例の分析を行いました。現行の経済政策の飼料用水稲に対する補助金は、圃場条件格差は考慮されないことが明らかとなったほか、さらに価格形成に関して、農地保全を最大関心事項とする […]