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2016年3月

中山間地域における新規需要米生産の社会的意義とJAの機能・役割に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2016年3月3日に行いました。 本報告では、主食用米生産上、条件不利な高知県西部を対象に、新規需要米生産による農地保全などの社会的意義や、JAを核とした地域営農システムから、JAの機能・役割を明らかにする研究の進捗状況・分析結果を報告しました。高知県は米生産費が高く、低収量で水田の不作付けに悩んできた地域が多い。生産条件が不利な地域を対象とすることで、実態をより鮮明に観察 […]

非主食用米生産による耕地利用率向上の意義と限界に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業経済学会)を2016年3月に行いました。 本報告では、非主食用米生産による耕地利用率向上の意義と限界の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:非主食用米生産による耕地利用率向上の意義と限界―三重県桑名市農事組合法人みらい耕社の事例を中心として―  報告者:小川真如 会 場: 備 考:日本農業経済学会2016年度大会

選択制の生産調整制度における水田利用の地域比較に関する論文が『人間科学研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2016年3月25日、『人間科学研究』に掲載されました。 本稿では、2014年度の経営所得安定対策の申請状況を調査し、地域比較を行いました。この結果、非主食用米は、市町村において広範囲で生産されていることや、飼料用水稲需要に対する供給が必ずしも進んでいない現状が明らかになりました。また、分析結果から、畜産農家耕種農家が近くに所在することは水田利用方法の一つの要因となることが示 […]