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2021年

農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2021年12月28日に行いました。 本報告では、農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割について分析しました。 なお、本報告は、全国農業協同組合中央会令和2年度JA研究表彰奨励事業の研究成果です。 報告情報 題 目:農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割 報告者:小川真如 会 場:一般社団法人JC総研大会議室 備 考:令和2年度JA研究奨励助成対 […]

飼料用米振興をめぐる基本課題 に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2021年10月、『農村と都市をむすぶ』に掲載されました。 本稿では、飼料用米振興をめぐる課題として、飼料用米の重要性を主張して普及推進上の課題を説明したり、短絡的に批判し飼料用米生産農家をネガティブに評価したりする内容ではなく、賛成派、反対派の枠を超えた、飼料用米振興の基本課題を提示しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果で […]

拙著『水田フル活用の統計データブック』の自薦が『月刊NOSAI』に掲載されました

単著著籍の自薦が2021年10月、『月刊NOSAI』に掲載されました。 拙著『水田フル活用の統計データブック 』の自薦が、『月刊NOSAI』の「自著自薦」に掲載されました。 原稿情報 原稿名:水田フル活用の統計データブック  著 者:小川真如 掲載誌:全国農業共済協会『月刊NOSAI』第73巻第10巻 98頁 doiなど:確認次第、掲載します。

農業経済学のための研究助成 ~夏休みの自由研究から終活まで~ の公募を開始しました

第1回 農業経済学のための研究助成 ~夏休みの自由研究から終活まで~ の公募を開始しました 小額で恥ずかしいですが、日本の農業経済学分野への研究資金の提供を始めました。 任期無しの職に就いたり、年収が上がったりして、お金が貯まったら若手研究者のための基金を設立したいと考えていたのですが、安定を待っていてはなかなか時間がかかってしまうため、さっそく始めることにしました。 まずは5万円から始めます。 […]

自然災害発生時における農業再生協議会の役割に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業経営学会)を2021年9月に行いました。 本報告では、自然災害発生時における農業再生協議会の役割の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:自然災害発生時における農業再生協議会の役割―  報告者:小川真如 会 場: 備 考:令和3年度日本農業経営学会研究大会

水田フル活用政策の変質過程に関する論文が『農業経済研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2021年9月、『農業経済研究』に掲載されました。 本稿では、日本における水田フル活用政策の変化過程を、文献調査と統計分析から検証しました。主な結果として、水田フル活用元年の2009年度から2018年度までの10年間は、前期(2009-13年度)と後期(2014-18年度)に分けられること、前期においては水田の利用面積の最大化が促進された一方で、後期においては米生産調整として […]

農作業料金の単収別設定に関する論文が『農業経営研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2021年7月、『農業経営研究』に掲載されました。 本稿では、稲作における農作業受委託について単収別の農作業料金を設定するJA出資型法人の事例から、農作業料金の設定が農地保全と農地集積に与えている効果を分析しました。作業委託料と組合利益分には単収別に傾斜が設定されており、小規模農家の参加が促されていることや、担い手層にとって枝番管理型組織のように参加しやすい仕組みであること、 […]

東京都小平市における学校給食への地場産農産物の活用に関する論文が『農業・農協問題研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2021年7月、『農業・農協問題研究』に掲載されました。 本資料は、東京都内の学校給食における地場産物活用について、優良な取り組み事例である小平市の事例を取り上げました。 なお、本研究は、農業・農協問題研究所2018年度特定課題研究「都市農業・農協問題の課題と展望」(代表=田畑保)の成果です。 原稿情報 資料名:東京都小平市における学校給食への地場産農産物 […]

刊行済み書籍の正誤情報を追加しました

『水田フル活用の統計データブック:2018年水田農業政策変更直後の悉皆調査結果からみる農業再生協議会・水田フル活用ビジョン・産地交付金の実態』(三恵社、2021年)について、正誤情報を追加しました。 2021年7月29日:該当箇所=46、203、204頁(PDF) 関連記事=水田フル活用に関する書籍が刊行されました(サイト内リンク)

刊行済み書籍の正誤情報を追加しました

『水田フル活用の統計データブック:2018年水田農業政策変更直後の悉皆調査結果からみる農業再生協議会・水田フル活用ビジョン・産地交付金の実態』(三恵社、2021年)について、正誤情報を追加しました。 2021年7月14日:該当箇所=12、42頁(PDF) 関連記事=水田フル活用に関する書籍が刊行されました(サイト内リンク)

刊行済み書籍の正誤情報を追加しました

『水田フル活用の統計データブック:2018年水田農業政策変更直後の悉皆調査結果からみる農業再生協議会・水田フル活用ビジョン・産地交付金の実態』(三恵社、2021年)について、正誤情報を追加しました。 2021年7月14日:該当箇所=170頁上部(PDF) 関連記事=水田フル活用に関する書籍が刊行されました(サイト内リンク)

水田フル活用に関する書籍が刊行されました

書籍(単著)が2021年6月8日、刊行されました。 正誤情報 2021年7月14日:該当箇所=170頁上部(PDF) 2021年7月14日:該当箇所=12、42頁(PDF) 2021年7月29日:該当箇所=46、203、204頁(PDF) 2023年8月15日:該当箇所=79、84頁(PDF) リンク 本書では、「減反廃止」が謳われた2018年の営農推進の実態について、「水田フル活用ビジョン」など […]

産地交付金の交付額の地域間比較分析に関する論文が『農業市場研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2021年3月、『農業市場研究』に掲載されました。 本稿では、2018年度の米生産調整政策について、補助金の配分の実態から、その特徴を分析しました。国から都道府県への配分については、①水田活用の直接支払交付金の配分については産地づくり交付金の時代と同様な傾斜配分が行われている、②交付金の使途が決められていない産地交付金の割合は、都道府県ごとに差が大きく、戦略作物助成分の交付金 […]

東京都小平市における学校給食への地場産農産物の活用推進に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(農業・農協問題研究所)を2021年3月に行いました。 本報告では、東京都小平市における学校給食への地場産農産物の活用推進の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:東京都小平市における学校給食への地場産農産物の活用推進  報告者:小川真如 会 場: 備 考:農業・農協問題研究所2018年度特定課題研究報告「都市農業・農協問題の課題と展望」首都圏支部特定課題研究担当チーム

水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態に関する論文が『農村研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2021年3月、『農村研究』に掲載されました。 本資料は、農業再生協議会への悉皆調査から水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態を学術的に共有することを目的としたものです。調査の結果、水田フル活用ビジョンは、農業者の主体的な作付計画を促すための設計図でありながら、農業者の主体的な作付計画よりも後日に作成・公表される実態があり、水田フル活用ビジョンの役割が形骸 […]

水田農業の現状と課題に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2021年2月、『月刊NOSAI』に掲載されました。 本稿では、2018年の政策転換を端緒とする現在の水田農業政策について、政策転換から3年を経過した現状の把握や今後の課題について述べました。国が掲げる主食用米の適正生産量が2021年度に初めて700万tを下回ったことや、新型コロナウイルスの感染症拡大に対する米政策の対応状況と課題を踏まえて、2021年度からが正念場であることを […]

広島県における生産緑地制度の導入をめぐる状況に関する論文が『日本の農業』に掲載されました

単著論文が2021年1月、『日本の農業』に掲載されました。 本稿では、広島県における生産緑地制度の導入をめぐる状況について分析しました。 原稿情報 論文名:広島県における生産緑地制度の導入をめぐる状況  著 者:小川真如 掲載誌:一般財団法人農政調査委員会編『都市農業・都市農地の新たな展望』(『日本の農業』第255集) doiなど:https://apcagri.or.jp/apc/publica […]

岐阜市の市街化区域内農地をめぐる課題と展望に関する論文が『日本の農業』に掲載されました

単著論文が2021年1月、『日本の農業』に掲載されました。 本稿では、岐阜市の市街化区域内農地をめぐる課題と展望について分析しました。 原稿情報 論文名:岐阜市の市街化区域内農地をめぐる課題と展望  著 者:小川真如 掲載誌:一般財団法人農政調査委員会編『都市農業・都市農地の新たな展望』(『日本の農業』第255集) doiなど:https://apcagri.or.jp/apc/publicati […]

神奈川県相模原市における生産緑地所有者の意向に関する論文が『日本の農業』に掲載されました

単著論文が2021年1月、『日本の農業』に掲載されました。 本稿では、神奈川県相模原市における生産緑地所有者の意向について分析しました。 原稿情報 論文名:神奈川県相模原市における生産緑地所有者の意向  著 者:小川真如 掲載誌:一般財団法人農政調査委員会編『都市農業・都市農地の新たな展望』(『日本の農業』第255集) doiなど:https://apcagri.or.jp/apc/publica […]

個人研究(2021年特定調査研究課題)「現代の農業観・農地観」を始めました。

個人研究(2021年特定調査研究課題)「現代の農業観・農地観―個人の農業観・農地観の収集とインターネットやSNSを活用したアーカイブの構築・共有手法の開発」を始めました。 農家か非農家か、農業に肯定的か否定的か、にかかわらず、農業・農地への想いやイメージを募集しています。