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単著論文(査読以外の審査または指摘あり)

農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割に関する論文が『協同組合奨励研究』に掲載されました

単著論文が2022年9月、『協同組合奨励研究』に掲載されました。 本稿では、農業再生協議会が抱える課題について全国調査の結果および事例から明らかにするとともに、円滑な運営事例として山口県の南すおう地域農業振興協議会の事例を分析しました。 なお、農業再生協議会の多様性や、2022年度予算が農業再生協議会に与える影響、JA全中に求められる役割についても言及しました。 なお、本研究は、全国農業協同組合中 […]

東京都小平市における学校給食への地場産農産物の活用に関する論文が『農業・農協問題研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2021年7月、『農業・農協問題研究』に掲載されました。 本資料は、東京都内の学校給食における地場産物活用について、優良な取り組み事例である小平市の事例を取り上げました。 なお、本研究は、農業・農協問題研究所2018年度特定課題研究「都市農業・農協問題の課題と展望」(代表=田畑保)の成果です。 原稿情報 資料名:東京都小平市における学校給食への地場産農産物 […]

水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態に関する論文が『農村研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2021年3月、『農村研究』に掲載されました。 本資料は、農業再生協議会への悉皆調査から水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態を学術的に共有することを目的としたものです。調査の結果、水田フル活用ビジョンは、農業者の主体的な作付計画を促すための設計図でありながら、農業者の主体的な作付計画よりも後日に作成・公表される実態があり、水田フル活用ビジョンの役割が形骸 […]

人口減少社会における農地利用・生産技術に関する論文が『農業と経済』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2020年3月、『農業と経済』に掲載されました。 本稿では、人口減少社会における農地利用・生産技術について論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:人口減少社会における農地利用・生産技術とは何か―人と農地の関係性と「食料自給力の罠」 ―  著 者:小川真如 掲載誌:昭和堂『農業 […]

畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2020年2月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴について論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―③畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴 ―  著 者:小 […]

「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2020年1月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増について論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―②「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増―  著 者: […]

水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2019年12月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点を論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―①水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点 ―  […]

人口減少社会における水田フル活用の展望に関する論文が『農業農村工学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2018年12月、『農業農村工学会誌』に掲載されました。 本稿では、人口減少社会における水田フル活用の展望について論考しました。 原稿情報 論文名:人口減少社会における水田フル活用の展望 著 者:小川真如 掲載誌:農業農村工学会『農業農村工学会誌』第86巻第12号 3~7頁 doiなど:https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I02939 […]

低米価時代を見据えた新たな中山間地域政策の必要性に関する論文が『農業農村工学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2018年11月、『農業農村工学会誌』に掲載されました。 本稿では、低米価時代を見据えた新たな中山間地域政策の必要性について論考しました。 原稿情報 論文名:低米価時代を見据えた新たな中山間地域政策の必要性 著 者:小川真如 掲載誌:農業農村工学会『農業農村工学会誌』第86巻第11号 23~26頁 doiなど:http://www.jsidre.or.jp/gakkaishi […]

中山間地域における新規需要米生産の社会的意義とJAの機能・役割に関する論文が『協同組合奨励研究』に掲載されました

単著論文が2017年2月、『協同組合奨励研究』に掲載されました。 本稿では、高知県西部の事例から、飼料用米について、全農買取スキームや、畜産農家やJAグループ等が一体的に取り組んだブランド化の取り組みの実態を明らかにしました。さらに、事例分析から主食用米から飼料用米への作付転換の仮説を立て、全国的にみて低米価・低単収地域である高知県の中でも、稲作に依存してきた地域において、飼料用米生産拡大が顕著に […]

中山間地域における米価下落を背景とした小規模稲作経営の限界と飼料用米生産に関する論文が『農業研究』に掲載されました

単著論文が2016年12月、『農業研究』に掲載されました。 本稿では、規模拡大が困難で小規模稲作経営が多数を占める島根県西石見地方の集落営農法人の事例から、米価下落による主食用米依存の経営の限界と、並行する飼料用米生産の実態を解明しました。湿田の多い島根県において、低米価条件下では、農地荒廃防止を目指す集落営農法人の経営戦略として、飼料用米生産は農地の維持管理や営農の継続に向けた限られた戦略となっ […]

水稲の飼料利用の展開構造に関する論文を執筆しました

論文(単著)を2016年1月、執筆しました。 本稿では、近年国内で生産が急拡大している飼料用水稲を取り上げて、現代日本農村における「水稲の飼料利用の展開構造」を明らかにしました。客観性に関する既往研究を参考に、水稲の飼料利用や飼料用水稲をめぐる従来の議論・研究の茫洋さ・困難さを指摘するとともに、解決策の一つとして、政府が掲げる飼料用米・稲発酵粗飼料用稲のあるべき姿を所与とせず、課題に接近しました。 […]

我が国の水田利用の現段階的性格に関する論文を執筆しました

論文(単著)を2012年3月、執筆しました。 本稿では、我が国の水田の有効利用を課題の背景に、水田利用の形態として、飼料イネ・飼料米をいかに位置づけるべきかを検討しました。1980年代以前の議論を出発点とした文献整理とともに、3事例の分析を行いました。現行の経済政策の飼料用水稲に対する補助金は、圃場条件格差は考慮されないことが明らかとなったほか、さらに価格形成に関して、農地保全を最大関心事項とする […]