水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態に関する論文が『農村研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2021年3月、『農村研究』に掲載されました。

本資料は、農業再生協議会への悉皆調査から水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態を学術的に共有することを目的としたものです。調査の結果、水田フル活用ビジョンは、農業者の主体的な作付計画を促すための設計図でありながら、農業者の主体的な作付計画よりも後日に作成・公表される実態があり、水田フル活用ビジョンの役割が形骸化していることなどが指摘されました。なお、現行政策を支える水田フル活用ビジョンの実効性に関しては、今後は実態分析から明らかにされる必要性があります。

なお、本研究は、JSPS科研費(19K15933)「水田農業再編主体としての農業再生協議会の農地観・農業観に関する実証的比較研究」の成果です。
原稿情報
資料名:水田フル活用ビジョンの作成・公表の実態―農業再生協議会を対象とした悉皆調査結果
著 者:小川真如
掲載誌:食料・農業・農村経済学会『農村研究』第132号 45~52頁
doiなど:確認次第、掲載します。

構成

Ⅰ 緒言
Ⅱ 水田フル活用ビジョンの制度上の位置付け
Ⅲ 調査の概要
Ⅳ 調査結果
 (1)水田フル活用ビジョンの作成状況
   1)産地交付金の配分割合
   2)水田フル活用ビジョンの作成の有無
 (2)水田フル活用ビジョンの公表状況
   1)水田フル活用ビジョンの公表方法
   2)水田フル活用ビジョンの公表期間
 (3)水田フル活用ビジョンの更新状況
 (4)水田フル活用ビジョンの公表における課題
Ⅴ 結語

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