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和菓子をめぐる産業構造と地域特性に関する論文が『会誌食文化研究』に掲載されました

その他の論文(査読あり)が2016年12月、『会誌食文化研究』に掲載されました。

本稿では、和菓子の事業者や消費、原料生産の動向の分析によって、和菓子をめぐる産業構造の変化や地域性を明らかにしました。小規模事業体は減少傾向、大規模化進んでいる中で、原料生産地は国内の特定生産地に特化していることや、高齢化率が高い地域においては、小規模な和菓子事業者が地域の菓子供給を根強く担っていることを指摘しました。また、高齢化等の社会構造や農業生産が、今日の和菓子産業の地域性を形成する要因であることを明らかにしました。
なお、本研究成果は、公益財団法人ロッテ財団奨励研究助成(研究代表=佐藤奨平)による研究成果の一部です。
原稿情報
論文名:和菓子をめぐる産業構造と地域特性
著 者:小川真如・竹島久美子・佐藤奨平
掲載誌:日本農業経営学会『農業経営研究』第48巻第3号 31~36頁
doiなど:https://ci.nii.ac.jp/naid/40021026552
 

構成

1 背景と目的
2 和菓子・米菓の事業所の動向と地域特性
3 菓子消費の動向と地域特性
4 米と小豆の需給状況と事業所による調達
5 考察
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