低米価・米低単収地域における飼料用米生産の合理性に関する論文が『農村計画学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2015年11月20日、『農村計画学会誌』に掲載されました。

本稿では、米価が低く、また米の単収が低い地域における飼料用米生産の経営実態を分析し、経営行動の合理性と展開可能性を解明しました。まず、現行の経済政策下においては、低米価な地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。次に、生産性が低い地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。これらの2つの傾向は、米生産量が下落する地方における飼料用米生産の展開可能性を示すものであると考察しました。
なお、本論文は、JA研究表彰奨励事業の研究成果です。
原稿情報
論文名:低米価・米低単収地域における飼料用米生産の合理性と展開可能性―高知県幡多地域の大規模稲作経営の事例より―
著 者:小川真如
掲載誌:農村計画学会『農村計画学会誌』第34巻論文特集号 309~314頁
doiなど:https://www.jstage.jst.go.jp/article/arp/34/Special_Issue/34_309/_article/-char/ja/
 

構成

Ⅰ 目的と方法
Ⅱ 調査対象
 1 経営所得安定対策下の高知県飼料用米生産の位置
 2 高知県の水田利用の概況
 3 高知県における飼料用米生産の地域性
 4 対象農家の経営概況
Ⅲ 大規模稲作経営における飼料用米の位置
 1 経営の主軸を飼料用米に転換-農家A-
 2 主食用米価格下落に対する保険-農家B-
 3 主食用米生産条件が不利な圃場の活用-農家C-
Ⅳ 主食用米と飼料用米の収益性比較
 1 飼料用米と主食用米の収益構造
 2 飼料用米生産費削減の取り組みと限界
Ⅴ 考察
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