生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通に関する論文が『農業市場研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2017年9月、『農業市場研究』に掲載されました。

本稿では、稲WCSの生産拡大期における流通の課題を明らかにするため、千葉県香取市耕畜連携協議会の事務局や利用農家等に聞き取り調査しました。その結果、稲WCSの流通範囲を設定することは、異なる地域間の稲WCS流通を促す反面、需給緩和局面においては流通範囲の限界を規定する一要因となっていることが明らかになりました。また、市内における需給緩和には課題が残っており、例えば周辺地域において既存の稲WCS供給構造の変化による影響や、新たなマッチングコストが発生していることが明らかになりました。

なお、本研究は、公益財団法人松下幸之助記念財団研究助成の研究成果です。
原稿情報
論文名:生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通の実態と限界千葉県香取市を事例にして
著 者:小川真如
掲載誌:日本農業市場学会『農業市場研究』第26巻第2巻 54~60頁
doiなど:https://ci.nii.ac.jp/naid/40021344939
 

構成

Ⅰ 課題と背景
 1 背景と課題
 2 分析の視座と方法
Ⅱ 生産拡大局面の課題と対策
Ⅲ 稲WCS品質の向上や均一化の進展方向
Ⅳ 香取市産稲WCSの生産拡大が市外に与えた影響
 1 周辺市町の取り組みへの影響
 2 市外の畜産経営による稲WCS需要の諸形態
Ⅴ 考察
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