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新規需要米生産による復田の可能性に関する論文が『農業経営研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2015年10月15日、『農業経営研究』に掲載されました。

本稿では、千葉県香取市の農事組合法人N営農組合を対象に、WCS用稲生産による復田の可能性について調査・分析を行いました。その結果、WCS用稲生産による復田について3つの可能性(①主食用米生産時の生産条件の不利性を縮小・解消②非営利組織的な生産行動のもと比較的低単収な圃場まで面積拡大③主食用米生産時に耕境外に賦存していた圃場の掘り起しと,保全農地面積最大化に関心をもつ非営利組織的な担い手との相乗効果により復田がさらなる復田を誘因する)を明らかにしました。
原稿情報
論文名:新規需要米生産による復田の可能性―千葉県香取市農事組合法人N組合を事例に―
著 者:小川真如
掲載誌:日本農業経営学会『農業経営研究』第53巻第3号 53~58頁
doiなど:https://doi.org/10.11300/fmsj.53.3_53
 

構成

Ⅰ 課題と方法
 1 課題設定
 2 分析視角
Ⅱ 対象
 1 調査地域の概況
 2 対象組織の設立経緯
 3 N組合における稲WCS生産
Ⅲ 単収の分析
Ⅳ 組織経営の分析
Ⅴ 結論
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