総説・解説(単著)が2021年10月、『農村と都市をむすぶ』に掲載されました。
本稿では、飼料用米振興をめぐる課題として、飼料用米の重要性を主張して普及推進上の課題を説明したり、短絡的に批判し飼料用米生産農家をネガティブに評価したりする内容ではなく、賛成派、反対派の枠を超えた、飼料用米振興の基本課題を提示しました。
なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。
原稿情報
原稿名:飼料用米振興をめぐる基本課題
著 者:小川真如
掲載誌:全農林労働組合『農村と都市をむすぶ』第838号 49~59頁
doiなど:確認次第、掲載します。
著 者:小川真如
掲載誌:全農林労働組合『農村と都市をむすぶ』第838号 49~59頁
doiなど:確認次第、掲載します。
構成
1 いま押さえるべき「飼料用米振興をめぐる基本課題」
2 飼料用米振興の到達地点
3 表層的な「飼料用米問題」
4 本質的な「飼料用米問題」
(1)数値化しにくい意味づけ、価値づけ
(2)意味づけ、価値づけの肥大化
(3)飼料用米振興をめぐる現在の基本課題
5 財政負担をどう考えるか
(1)飼料用米の補助金が確保できる理由
(2)田を減らす方策の問題点
6 飼料用米の転作助成金をめぐる構造の把握に向けて
2 飼料用米振興の到達地点
3 表層的な「飼料用米問題」
4 本質的な「飼料用米問題」
(1)数値化しにくい意味づけ、価値づけ
(2)意味づけ、価値づけの肥大化
(3)飼料用米振興をめぐる現在の基本課題
5 財政負担をどう考えるか
(1)飼料用米の補助金が確保できる理由
(2)田を減らす方策の問題点
6 飼料用米の転作助成金をめぐる構造の把握に向けて