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「飼料」の検索結果48件

連載記事が掲載されました

連載記事が2023年2月、『農業経営者』に掲載されました。 「飼料用米の2024年からの補助金減額、政府予算案をどう思う?  」 掲載誌=『農業経営者』 (324) pp.26-30 リンク   フリーコメント紹介「飼料用米の補助金が2024年から減額 政府予算案をどう思う?」 ※以下は、https://noseijiron.com/20230301/(2023年2月28日閲覧)からの転載です。 […]

連載記事が掲載されました

連載記事が2023年1月、『農業経営者』に掲載されました。 「農業政策の評価指標はこれでよい?  」 掲載誌=『農業経営者』 (323) pp.15-20 リンク   フリーコメント紹介「農業政策の評価指標はこれでよい?」 ※以下は、https://noseijiron.com/20230128/(2023年2月28日閲覧)からの転載です。 「農業政策の評価指標はこれでよい?」(回答期間:2022 […]

飼料用米振興方策に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2022年9月16日に行いました。 本報告では、『日本のコメ問題』(中公新書)と『現代日本農業論考』(春風社)の関係も含め、飼料用米振興方策について提案しました。 報告情報 題 目:私の考える飼料用米振興方策  報告者:小川真如 会 場:家庭クラブ会館 備 考:一般社団法人日本飼料用米振興協会 2022年度第4回理事会 第2部セミナー 

現代日本農業に関する書籍が刊行されました

書籍(単著)が2022年6月25日、刊行されました。 リンク   日本農業はどうあるべきか? どう考えていけばよいのか? 科学性を確保せんがため「~すべき」という当為命題を排することで独断主義と相対主義の隘路に陥っている農業経済学の現状と正面から対峙。主観、当為を扱うことを可能とする考え方として、現象学に依拠した人間科学の導入を提案し、〈考えていくための考え方〉を基礎づける。 書籍情報 […]

新刊情報

単著を2冊刊行予定です。こちらから予約できます。 リンク リンク

日本の食を支える米・麦・大豆に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2022年2月、『農業と経済』に掲載されました。 本稿では、国内産を拡げるシステムの確立に関して、農業再生協議会と直接支払交付金の方針転換の分析を背景に、水田フル活用が地域で取り組まれているかについて論じたほか、2022年度予算案で新設された水田活用の直接支払交付金の今後5年以内の水張り要件について解説しました。 リンク   原稿情報 原稿名:水田フル活用は地域でどう取り組まれ […]

飼料用米振興をめぐる基本課題 に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2021年10月、『農村と都市をむすぶ』に掲載されました。 本稿では、飼料用米振興をめぐる課題として、飼料用米の重要性を主張して普及推進上の課題を説明したり、短絡的に批判し飼料用米生産農家をネガティブに評価したりする内容ではなく、賛成派、反対派の枠を超えた、飼料用米振興の基本課題を提示しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果で […]

水田フル活用に関する書籍が刊行されました

書籍(単著)が2021年6月8日、刊行されました。 正誤情報 2021年7月14日:該当箇所=170頁上部(PDF) 2021年7月14日:該当箇所=12、42頁(PDF) 2021年7月29日:該当箇所=46、203、204頁(PDF) 2023年8月15日:該当箇所=79、84頁(PDF) リンク 本書では、「減反廃止」が謳われた2018年の営農推進の実態について、「水田フル活用ビジョン」など […]

水田農業の現状と課題に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2021年2月、『月刊NOSAI』に掲載されました。 本稿では、2018年の政策転換を端緒とする現在の水田農業政策について、政策転換から3年を経過した現状の把握や今後の課題について述べました。国が掲げる主食用米の適正生産量が2021年度に初めて700万tを下回ったことや、新型コロナウイルスの感染症拡大に対する米政策の対応状況と課題を踏まえて、2021年度からが正念場であることを […]

飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態とその課題に関する論文が『農業経営研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2020年6月、『農林業問題研究』に掲載されました。 本稿では、飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態について分析を行いました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態とその課題―地域農業再生協議会に対する全国悉皆調査からの接近 […]

畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2020年2月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴について論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―③畜種別にみた稲わらと稲発酵粗飼料の調達・利用の特徴 ―  著 者:小 […]

「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2020年1月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増について論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―②「米の飼料利用」の展開と「飼料用米の飼料利用」の急増―  著 者: […]

角田重三郎の飼料用米論に対する再評価に関する論文が『農村計画学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2019年12月、『農村計画学会誌』に掲載されました。 本稿では、角田重三郎の飼料用米論を分析し、再評価しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:角田重三郎の飼料用米論に対する再評価―飼料用米の単収向上と農村計画の接点をめぐって―  著 者:小川真如 掲載誌:農村計画学会『農村計画学会誌』第38巻 1 […]

水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点に関する論文が『畜産の研究』に掲載されました

単著論文(査読以外の審査または指摘あり)が2019年12月、『畜産の研究』に掲載されました。 本稿では、水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点を論考しました。 なお、本研究は日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(19K15933)の成果です。 原稿情報 論文名:日本における水稲の飼料利用の状況把握とその特徴―①水稲の飼料利用について概念の整理と統計データ整理上の注意点 ―  […]

飼料用米の「仮初め的位置付け」と地域の役割に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2019年11月に行いました。 本報告では、飼料用米の「仮初め的位置付け」と地域の役割について講演しました。 報告情報 題 目:飼料用米の「仮初め的位置付け」と地域の役割 ~正念場にある飼料用米を次のステップに進めるには~  報告者:小川真如 会 場: 備 考:一般社団法人日本飼料用米振興協会第4回コメ政策と飼料用米の今後に関する意見交換会2019 

多様化する農業・家畜形態の利点と課題に関する総合討論に参加しました

総合討論(招待あり)に2019年11月、参加しました。 本報告では、多様化する農業・家畜形態の利点と課題に関して討論を行いました。 報告情報 題 目:次世代農業 コーディネーター:駄田井久 会 場: 備 考:農村計画学会2019年度秋期大会。「角田重三郎の飼料用米論に対する再評価」の論文掲載に伴う総合討論

飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態とその課題に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(地域農林経済学会)を2019年10月に行いました。 本報告では、飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態とその課題の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:飼料用米・米粉用米の数量払い政策における標準単収値の設定実態とその課題―地域農業再生協議会に対する全国悉皆調査からの接近―   報告者:小川真如 会 場: 備 考:第69回地域農林経済学会研究大会

飼料用米についての農政学的知見に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2019年3月に行いました。 本報告では、飼料用米についての農政学的知見について分析しました。 報告情報 題 目:飼料用米についての農政学的知見【20年後のために今やるべきことは?】  報告者:小川真如 会 場: 備 考:山口県飼料用米推進協議会・一般社団法人日本草地畜産種子協会主催飼料用米推進大会(飼料用米共励会表彰式及び研修会) 

飼料用米に関する解説記事が掲載されました

総説・解説(単著)が2018年12月、『畜産技術』に掲載されました。 本稿は、用語解説のコーナーにて、「飼料用米」を解説しました。 原稿情報 原稿名:【用語解説】飼料用米著 者:小川真如掲載誌:畜産技術協会『畜産技術』763号 41頁doiなど:確認次第、掲載します。

【書評リプライ】が『農林業問題研究』に掲載されました

単著論文(査読なし)が2018年12月、『農林業問題研究』に掲載されました。 本稿では、『水稲の飼料利用の展開構造』(日本評論社、2017年)に対する書評について、リプライを行いました。 原稿情報 論文名:書評リプライ『水稲の飼料利用の展開構造』  著 者:小川真如 掲載誌:地域農林経済学会『農林業問題研究』第54巻第4号 186~189頁 doiなど:https://doi.org/10.731 […]

飼料用米の単収向上の社会経済的意義に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(共生社会システム学会)を2018年8月に行いました。 本報告では、飼料用米の単収向上の社会経済的意義の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:飼料用米の単収向上の社会経済的意義に関する理論的検討―角田重三郎氏の所説と2018年度政策との比較対照を手がかりとして―   報告者:小川真如 会 場: 備 考:共生社会システム学会大会

拙著『水稲の飼料利用の展開構造』の自薦が『月刊NOSAI』に掲載されました

単著著籍の自薦が2017年11月、『月刊NOSAI』に掲載されました。 拙著『水稲の飼料利用の展開構造』の自薦が、『月刊NOSAI』の「自著自薦」に掲載されました。 原稿情報 原稿名:水稲の飼料利用の展開構造  著 者:小川真如 掲載誌:全国農業共済協会『月刊NOSAI』第79巻第11巻 86頁 doiなど:確認次第、掲載します。

生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通に関する論文が『農業市場研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2017年9月、『農業市場研究』に掲載されました。 本稿では、稲WCSの生産拡大期における流通の課題を明らかにするため、千葉県香取市耕畜連携協議会の事務局や利用農家等に聞き取り調査しました。その結果、稲WCSの流通範囲を設定することは、異なる地域間の稲WCS流通を促す反面、需給緩和局面においては流通範囲の限界を規定する一要因となっていることが明らかになりました。また、市内にお […]

水稲の飼料利用の展開構造に関する書籍が刊行されました

書籍(単著)が2017年7月25日、刊行されました。 リンク   本書では、近年国内で生産が急拡大している飼料用水稲を取り上げて、現代日本農村における「水稲の飼料利用の展開構造」を明らかにしました。客観性に関する既往研究を参考に、水稲の飼料利用や飼料用水稲をめぐる従来の議論・研究の茫洋さ・困難さを指摘するとともに、解決策の一つとして、政府が掲げる飼料用米・稲発酵粗飼料用稲のあるべき姿を所 […]

生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通の実態と限界に関する論文が『農業市場研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2017年9月、『農業市場研究』に掲載されました。 本稿では、生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通の実態と限界について分析を行いました。 原稿情報 論文名:生産拡大局面における稲発酵粗飼料流通の実態と限界―千葉県香取市を事例にして―  著 者:小川真如 掲載誌:日本農業市場学会『農業市場研究』第26巻第2号 54~60頁 doiなど:https://cir.nii.ac.jp […]

日本の飼料用米振興施策に関する論文が『農村計画学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2017年6月、『農村計画学会誌』に掲載されました。 本稿では、米の飼料利用の展開状況を踏まえて、日本の飼料用米振興施策のあり方を考察しました。飼料用米に対する補助金を規定するのは、飼料用米自体でなく、米のフードシステムや水田の位置づけであることを指摘しました。また、米価が下落すれば、飼料用米は、米の飼料利用形態の中で、もっとも高い方法となることや、米の飼料利用と飼料用米とは […]

中山間地域における新規需要米生産の社会的意義とJAの機能・役割に関する論文が『協同組合奨励研究』に掲載されました

単著論文が2017年2月、『協同組合奨励研究』に掲載されました。 本稿では、高知県西部の事例から、飼料用米について、全農買取スキームや、畜産農家やJAグループ等が一体的に取り組んだブランド化の取り組みの実態を明らかにしました。さらに、事例分析から主食用米から飼料用米への作付転換の仮説を立て、全国的にみて低米価・低単収地域である高知県の中でも、稲作に依存してきた地域において、飼料用米生産拡大が顕著に […]

飼料用米振興施策の効果に関する論文が『農業経営研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2017年1月、『農業市場研究』に掲載されました。 本稿では、農地荒廃阻止としての飼料用米を生産する事例として島根県の集落営農を取り上げて、特に売上の変化に着目し,対象事例における飼料用米の生産拡大の要因を明らかにしました。分析では、経営の余裕度として安全余裕率に着目したほか、地域貢献の分析指標として構成員還元率(構成員還元額(地代+従事分量配当+労務費+役員報酬)/総収入× […]

中山間地域における米価下落を背景とした小規模稲作経営の限界と飼料用米生産に関する論文が『農業研究』に掲載されました

単著論文が2016年12月、『農業研究』に掲載されました。 本稿では、規模拡大が困難で小規模稲作経営が多数を占める島根県西石見地方の集落営農法人の事例から、米価下落による主食用米依存の経営の限界と、並行する飼料用米生産の実態を解明しました。湿田の多い島根県において、低米価条件下では、農地荒廃防止を目指す集落営農法人の経営戦略として、飼料用米生産は農地の維持管理や営農の継続に向けた限られた戦略となっ […]

佐賀県平坦二毛作地帯における新規需要米生産の存立構造に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(農業問題研究学会)を2016年11月に行いました。 本報告では、佐賀県平坦二毛作地帯における新規需要米生産の存立構造の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:佐賀県平坦二毛作地帯における新規需要米生産の存立構造―飼料用水稲生産の展開状況に着目して―   報告者:小川真如 会 場: 備 考:農業問題研究学会大会

北関東二毛作地帯における飼料用水稲生産の諸形態と継続要件に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(地域農林経済学会)を2016年103月に行いました。 本報告では、北関東二毛作地帯における飼料用水稲生産の諸形態と継続要件の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:北関東二毛作地帯における飼料用水稲生産の諸形態と継続要件  報告者:小川真如 会 場: 備 考:地域農林経済学会第66 回大会

新規需要米における価格形成の現状と課題に関する論文が『Paddy and Water Environment』(2019年IF1.262 )に掲載されました

単著論文(査読あり)が2016年10月、『Paddy and Water Environment』に掲載されました。 本稿では、現行施策における飼料用水稲の流通上の課題を整理した上で、R. H. Coase. とO. E. Williamsonの取引費用理論に基づき、飼料用米と稲WCSの取引費用を比較分析しました。さらに千葉県香取市の事例分析から中間組織体による流通実態を分析しました。この結果、資 […]

農家間交渉による飼料用水稲価格の合意に関する論文が『農業市場研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2016年9月、『農業市場研究』に掲載されました。 本稿では、一般的に農家間で交渉されている稲WCSの価格形成について、その特質の解明を目的に、埼玉県美里町産稲WCSを分析対象として調査を行いました。農家間交渉には、補助金の変動や、製品品質、収穫・調製機械の減価償却、販路開拓費用等が影響していることが明らかになりました。こうした価格形成には、連携システムの持続化を図る協調的な […]

生産拡大局面にある飼料用水稲の流通のあり方と限界に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業市場学会)を2016年7月に行いました。 本報告では、生産拡大局面にある飼料用水稲の流通のあり方と限界の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:生産拡大局面にある飼料用水稲の流通のあり方と限界―多様な地域特性を内包する千葉県香取市の事例から―  報告者:小川真如 会 場: 備 考:日本農業市場学会2016年度大会

米の飼料利用の展開構造に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本フードシステム学会)を2016年6月に行いました。 本報告では、米の飼料利用の展開構造の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:米の飼料利用の展開構造に関する一考察-日本の飼料用米振興施策のあり方に着目して-  報告者:小川真如 会 場: 備 考:日本フードシステム学会2016年度大会

中山間地域における米価下落を背景とした小規模稲作経営の限界と飼料用米生産に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2016年5月16日に行いました。 本報告では、規模拡大が困難で小規模稲作経営が多数を占める島根県益田市A地区(中間農業地域)、B地区(山間農業地域)を対象に、米価下落による主食用米依存の経営の限界と、並行する飼料用米生産の実態を解明することを目的とした研究成果を報告しました。2014年産米の急激な下落を背景とした小規模稲作経営の限界を契機とした飼料用米生産の現出に着目しま […]

選択制の生産調整制度における水田利用の地域比較に関する論文が『人間科学研究』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2016年3月25日、『人間科学研究』に掲載されました。 本稿では、2014年度の経営所得安定対策の申請状況を調査し、地域比較を行いました。この結果、非主食用米は、市町村において広範囲で生産されていることや、飼料用水稲需要に対する供給が必ずしも進んでいない現状が明らかになりました。また、分析結果から、畜産農家耕種農家が近くに所在することは水田利用方法の一つの要因となることが示 […]

水稲の飼料利用の展開構造に関する論文を執筆しました

論文(単著)を2016年1月、執筆しました。 本稿では、近年国内で生産が急拡大している飼料用水稲を取り上げて、現代日本農村における「水稲の飼料利用の展開構造」を明らかにしました。客観性に関する既往研究を参考に、水稲の飼料利用や飼料用水稲をめぐる従来の議論・研究の茫洋さ・困難さを指摘するとともに、解決策の一つとして、政府が掲げる飼料用米・稲発酵粗飼料用稲のあるべき姿を所与とせず、課題に接近しました。 […]

低米価・米低単収地域における飼料用米生産の合理性に関する論文が『農村計画学会誌』に掲載されました

単著論文(査読あり)が2015年11月20日、『農村計画学会誌』に掲載されました。 本稿では、米価が低く、また米の単収が低い地域における飼料用米生産の経営実態を分析し、経営行動の合理性と展開可能性を解明しました。まず、現行の経済政策下においては、低米価な地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。次に、生産性が低い地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。これらの2つの傾向は […]

低米価・米低単収地域における飼料用米生産の合理性に関する口頭報告を行いました

講演・報告(招待あり)を2015年11月29日に行いました。 本報告では、米価が低く、また米の単収が低い地域における飼料用米生産の経営実態を分析し、経営行動の合理性と展開可能性を解明しました。まず、現行の経済政策下においては、低米価な地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。次に、生産性が低い地域ほど主食用米に比べ飼料用米生産が合理的となります。これらの2つの傾向は、米生産量が下落する […]

次世代農業に関する総合討論に参加しました

総合討論(招待あり)に2015年11月29日、参加しました。 本報告では、企業の農業参入やイタリア社会的農業など、次世代農業システムに関して討論を行いました。 なお、本報告は、全国農業協同組合中央会平成26年度JA研究表彰奨励事業の研究成果です。 報告情報 題 目:次世代農業会 場:金沢大学コーディネーター:駄田井久討論参加者:小川真如、古田恒平、中野美季備 考:農村計画学会2015年度秋期大会。 […]

農地荒廃阻止のための飼料用米生産拡大に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業経営学会)を2015年9月に行いました。 本報告では、農地荒廃阻止のための飼料用米生産拡大の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:農地荒廃阻止のための飼料用米生産拡大に関する一考察―島根県益田市の事例から―  報告者:小川真如 会 場: 備 考:日本農業経営学会研究大会

農家間交渉による飼料用水稲価格の合意とその特質に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業市場学会)を2015年6月に行いました。 本報告では、農家間交渉による飼料用水稲価格の合意とその特質の分析結果を発表しました。 報告情報 題 目:農家間交渉による飼料用水稲価格の合意とその特質―埼玉県美里町産稲発酵粗飼料の価格形成に着目して―  報告者:小川真如 会 場: 備 考:日本農業市場学会2015年度大会

稲発酵粗飼料流通における価格形成の現状と課題に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(共生社会システム学会)を2014年9月に行いました。 本報告では、稲WCS流通における価格形成について、取引費用理論的視座から制度や事例を分析・考察しました。①稲発酵粗飼料は生産財として特殊性を持ち、中間組織的な取引形態が効率的と考えられる、②取引費用を軽減する地域農業システムを構築することで、農業生産の性格が異なる地域間でも流通する、③農家数増加、面積拡大など取り組みが拡大すれば、 […]

飼料用水稲を通じた耕作放棄水田の有効活用に関する執筆記事が掲載されました

その他の論文が2012年9月、『農業および園芸 』に掲載されました。 本稿では、食料自給率向上も視野に入れて、これからの水田の作付け体系に飼料用水稲をどのように位置づけていくべきかについて、千葉県香取市の事例をもとに検討しました。確かな実需者の存在により、一時的・緊急避難的転作対応から耕作放棄地解消の切り札となることを事例的に示しました。 原稿情報 論文名:飼料イネ生産を通じた耕作放棄水田の有効活 […]

我が国の水田利用の現段階的性格に関する論文を執筆しました

論文(単著)を2012年3月、執筆しました。 本稿では、我が国の水田の有効利用を課題の背景に、水田利用の形態として、飼料イネ・飼料米をいかに位置づけるべきかを検討しました。1980年代以前の議論を出発点とした文献整理とともに、3事例の分析を行いました。現行の経済政策の飼料用水稲に対する補助金は、圃場条件格差は考慮されないことが明らかとなったほか、さらに価格形成に関して、農地保全を最大関心事項とする […]

耕畜連携による稲WCS生産の継続要因と効果に関する論文が『農業経営研究』に掲載されました

その他の論文(査読あり)が2010年12月25日、『農業経営研究』に掲載されました。 本稿では、継続的な稲WCS生産の要因と課題について事例を基に考察しました。埼玉県熊谷市妻沼地区善ヶ島水田転作協議会について聞き取り調査や文献により、20年間におよぶ取り組みの変遷を辿り、継続要因を分析しました。継続要因のうち、稲WCSの流通価格の決定方法に着目し,事例地域での課題ならびに今後の飼料イネ定着へ向けた […]

稲WCS生産の継続的取り組みの経済的意義に関する口頭報告を行いました

学会個別報告(日本農業経営学会)を2009年9月に行いました。 本報告では、継続的な稲発酵粗飼料の生産の要因と課題について埼玉県熊谷市妻沼地区善ヶ島水田転作協議会への聞き取り調査や文献により20年の変遷を辿り、継続要因の整理のほか、要因の中から流通価格の決定方法に着目し、事例地域での課題ならびに今後の稲発酵粗飼料の定着へ向けた補助事業への提言を行いました。 なお、本報告は、JSPS科研費(基盤研究 […]