学会個別報告(共生社会システム学会)を2014年9月に行いました。
本報告では、稲WCS流通における価格形成について、取引費用理論的視座から制度や事例を分析・考察しました。①稲発酵粗飼料は生産財として特殊性を持ち、中間組織的な取引形態が効率的と考えられる、②取引費用を軽減する地域農業システムを構築することで、農業生産の性格が異なる地域間でも流通する、③農家数増加、面積拡大など取り組みが拡大すれば、取引費用がさらに高くなり、中間組織の重要性がさらに増す、以上3点を明らかにしました。
報告情報
題 目:稲発酵粗飼料流通における価格形成の現状と課題
報告者:小川真如
会 場:酪農学園大学
備 考:共生社会システム学会2014年度大会
報告者:小川真如
会 場:酪農学園大学
備 考:共生社会システム学会2014年度大会