その他の論文が2012年9月、『農業および園芸 』に掲載されました。
本稿では、食料自給率向上も視野に入れて、これからの水田の作付け体系に飼料用水稲をどのように位置づけていくべきかについて、千葉県香取市の事例をもとに検討しました。確かな実需者の存在により、一時的・緊急避難的転作対応から耕作放棄地解消の切り札となることを事例的に示しました。
原稿情報
論文名:飼料イネ生産を通じた耕作放棄水田の有効活用―香取市新里営農組合の事例分析―
著 者:小川真如・淵野雄二郎
掲載誌:養賢堂『農業および園芸』第87巻第9号 932-941頁
doiなど:https://ci.nii.ac.jp/naid/40019421443
著 者:小川真如・淵野雄二郎
掲載誌:養賢堂『農業および園芸』第87巻第9号 932-941頁
doiなど:https://ci.nii.ac.jp/naid/40019421443
構成
1 はじめに
2 米の飼料化をめぐる政策動向
3 千葉県香取市の耕作放棄地解消対策
(1)香取市の耕作放棄地
(2)将来の営農を見据えた耕作放棄地解消
(3)飼料イネ生産・利用をめぐる環境
4 新里営農組合の耕畜連携システム
(1)谷津田の保全意識
(2)飼料イネの導入
(3)取り組みの実態
1)耕畜連携システムの主体関係
2)農家経営への影響
3)耕作放棄水田の解消
(4)畜産農家を主体とした品質改善
5 おわりに
2 米の飼料化をめぐる政策動向
3 千葉県香取市の耕作放棄地解消対策
(1)香取市の耕作放棄地
(2)将来の営農を見据えた耕作放棄地解消
(3)飼料イネ生産・利用をめぐる環境
4 新里営農組合の耕畜連携システム
(1)谷津田の保全意識
(2)飼料イネの導入
(3)取り組みの実態
1)耕畜連携システムの主体関係
2)農家経営への影響
3)耕作放棄水田の解消
(4)畜産農家を主体とした品質改善
5 おわりに