NO IMAGE

農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割に関する論文が『協同組合奨励研究』に掲載されました

単著論文が2022年9月、『協同組合奨励研究』に掲載されました。

本稿では、農業再生協議会が抱える課題について全国調査の結果および事例から明らかにするとともに、円滑な運営事例として山口県の南すおう地域農業振興協議会の事例を分析しました。
なお、農業再生協議会の多様性や、2022年度予算が農業再生協議会に与える影響、JA全中に求められる役割についても言及しました。

なお、本研究は、全国農業協同組合中央会令和2年度JA研究表彰奨励事業の研究成果の一部です。

原稿情報
論文名:農業再生協議会の円滑な運営に向けた農業協同組合の役割
著 者:小川真如
掲載誌:全国農業協同組合中央会『協同組合奨励研究報告』第48輯 109-133頁
doiなど:確認次第、掲載します。

構成

1 背景と目的
2 方法
3 農業再生協議会と農業協同組合の関係性に関する文献整理
 1)米政策の変遷と農業再生協議会の位置づけ
 2)米生産調整における農業再生協議会の関与
 3)農業再生協議会における農協の位置づけ
4 農業再生協議会に関する統計分析
 1)運営主体
 2)事務構成員と農業協同組合の役割
5 農業再生協議会における農業協同組合の事務負担
 1)対象事例の概況
 2)年間の業務内容の特徴
 3)産地交付金とビジョン策定の実態
 4)小括
6 農業協同組合を核とした円滑な連携による農業再生協議会の運営
 1)対象事例の特徴
 2)主食用米の目安に関する情報の流れ
 3)産地交付金(地域段階)の推移
 4)経営所得安定対策に関する業務負担
 5)個別農家との関係性
 6)JA出資型法人を介した個別法人への情報共有・営農推進
補論1 農業再生協議会の多様性を踏まえた農業協同組合研究の発展可能性
補論2 2022年度予算(政府案)が農業再生協議会に与える深刻な課題
7 総括 

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!